日本の鍵屋で仕事をしている方々の多くは、日本鍵師協会に技術を認められた証として、一級鍵師技能検定試験や二級鍵師技能検定試験の合格証を持っています。
一級と二級というのは修理や取り替えを行える、鍵の複雑さによって区分けがされており、一般家庭で普及している鍵を取り扱うなら二級の資格だけでも十分です。
重要な物を保管しておくための倉庫や、ビルなどの入り口に取り付けられている鍵は、より複雑な構造をしているために一級でなければ対処できない場合もあります。
鍵屋の社員として働くだけであれば、二級の資格だけでも十分に採用をしてもらえる上に、二級の資格取得までの期間はとても短く済ませる事も可能です。
しかし将来的に独立開業を目指しているのであれば、一般家庭だけでなく企業からの依頼もこなせるように、一級の資格取得を目指す事が推奨されています。
一般家庭向きの仕事だけで独立開業をする事もできるので、二級を取得しただけでも十分に資金を稼いでいく事はできます。
一級の上にマスター鍵師という資格もあり、一級以上の技術を求められるだけでなく、他人に技術を指導するための実力も認められなければいけません。
いつかは講師として働いてみたいと考える人は、マスター鍵師の資格取得を目指してみましょう。
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